お久しぶりです。

本当に長い事、更新しなくて申し訳ありません。

ブログ担当は、年末から帯状疱疹を患い、七転八倒しておりました。帯状疱疹は72時間以内に皮膚科に駆け込めば、今は良い薬もあるので、治りも早いです。しかし、72時間をすぎてしまうと、大変なことになります。私の場合、クリスマスイブの前夜くらいから左の下半身がピリピリとし始めました。なんか変だなとは思ったのですが、フィットネスジムで走れば治るだろうくらいに考えていて、その日はジムでトレッドミル10㎞も走っていました。ところが当然そんなことでよくなるはずもなく、翌々日には腰の周りに赤い湿疹が出来ていました。ところが私はその一年前に結節性痒疹という皮膚病になったこともあり、またその再発かと思ってしまったのでした。だがどうも変だ、おかしいとネットで検索するとどうやらこれは症状からして帯状疱疹に間違いないと確信。皮膚科の門をくぐった時には五日目でした。皮膚科の先生からは、「なんでもっと早く来なかったんだ!」と怒られてしまいました。「ちょっと長くかかるぞ」と言われました。

一週間くらいで湿疹はつぶれて快方に向かいましたが、痛みは初期よりひどくなってきました。なにしろ腰ですから、服がこすれるだけで痛い。ベルトがあたるから余計です。一月のなかばに痛みはピークに達し、夜眠ることすらできません。あまりの痛みにペインクリニックに通いました。神経ブロック注射を四回も打ちました。

 二月の後半になっても痛みは続き、腰の痛みで背筋がまっすぐ伸びません。すでに帯状疱疹になってから二ヵ月が過ぎていました。ペインクリニックの医師に「帯状疱疹後神経痛確定ですか?」と聞くと、医師は「まだ三か月経っていないから、もう一か月様子をみましょう

」と言いました。帯状疱疹後神経痛は酷い場合は年単位で痛みが続くというので、いっこうに痛みがひかない私は、覚悟しました。二ヵ月過ぎて全然よくならないのだからあと一か月で治るとは到底思えなかったからです。

 ペインクリニックの医師からは、運動をした方がいいと言われていたので、二ヵ月以上全く運動していなかった私は家の近所を走ってみました。歩くようなスピードでジョグをしてみましたが、少し走ると背筋がまっすぐ伸びないので背が丸まって腰をかばうので腰の曲がった老婆のようになってしまい、とても走れません。このときはなんとも絶望的な気分に襲われました。

 この巻、ずっとペインクリニックで処方された二種類の痛み止めも飲みづつけていたのですが、三月の半ばを過ぎると、ようやく以前ほど痛みを感じなくなってきていることに気づきました。やはり医師のいうように三か月様子をみないとだめというのは本当だったのです。四月に入り、まだすこし腰に違和感はのこりますが、だいぶよくなってきたのでこうして槇ブログを再開する気力も沸いてきました。

 さて、個人的なことを長々と書いてしまいました。槇の会ですが、二月はコロナ禍で例会が中止となりましたが、それ以降は月一回の例会も市原五井のセントラルプラザで開催しております。4月は同人の夢酔藤山さんが三月に発表された“西の正倉院みさと文学賞”において「御田祭」で佳作を受賞されたので、例会の後、そのお祝いをいたしました。そしてまた、去年槇文学賞を受賞して同人になった宮川泉さんが、2018年、最後の“NHK銀の雫文芸賞2018”で優秀賞を受賞され、その作品「笠井さんの家」が掲載されているその冊子をご厚意で同人に配布してくださいました!どちらも素晴らしい作品でした!

 また諸般の事情より、槇の入会金、年会費ともに4月よりそれぞれ一万円に増額することが決まりました。乾会長は全国の目ぼしい同人誌を調査して入会金、年会費の一覧を作成してくださいました。それによると確かに槇の会は全国でもダントツに安かったので、これによりようやく全国並みというわけです。

その他には新年度事業計画、昨年度事業報告、会計報告、会計報告、予算案決定等がありました。

 そして、第二回槇文学賞の締切も7/31に迫ってきました。皆様のご応募をお待ちしております。第二回槇文学賞については当ブログの記事を参照してくださいね。



文学同人「槇の会」ブログ

千葉県市原市五井を拠点に活動している文学同人「槇の会」のブログです。 年一回、文学同人誌「槇」を発行しています。

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