2026.4月月例会報告

槇の会通信57号

4月12日(日) 出席者 秋山、宮川、佐藤、吉井、沖、岸本

 サンプラザ市原が改装中ということで、初めて八幡パレットの和室1で開催しました。

 令和7年度会計決算報告、令和8年度会計予算案ならびに監査報告が承認される。

 令和7年事業報告ならびに令和8年活動予定の説明。いうまでもなく令和7年の最大の事業は印刷会社を変更し、製本印刷代が劇的に下がった事である。令和8年度の目標は三つある。①会員の増加に努める。②槇49号はチームを編成して編集にあたる。③Zoom会議の導入を促進する。

 会員獲得をどうするかの議論。吉井さんが近く「相模文芸」という同人に見学に行くというので、同人獲得のノウハウを聞いてもらい槇に還元する。「相模文芸」は25年目。ほぼ相模原市内だけで22名の同人がいる。募集はポスターのみ。

 槇の入会金10,000円は高いのではないかという意見があり、協議の結果2,000円に下げることを決定。会の規約に入会金10,000円と明記されています。ただし規約の改定は会員の2/3の同意がないといけないのですが、この日の出席者は2/3に満たないので、後程、欠席者には委任状をお送りします。

 昨秋、会員になっていただいた工藤さんですが、例会への参加、作品の提出がないのでメールしてみました。プライベートで心労が重なることが多かったようで、5月には作品を提出する予定があるとのことです。楽しみにしています。

合評

「受動喫煙」 麻生悠子

塚田に腹が立ってしかたなかった。それまでも塚田には女がいたのではないか。文章の流れはスムーズで違和感もなかった/塚田は恵美に対して愛情を持っていなかった。古今東西惚れた方が負け。読後感はさわやかだった/タイトルが「受動喫煙」では読む気が失せる。「蝋梅」でいいのでは?「白い車」に対して「乗用車」は美しくない。せめて色は書いて欲しかった/タイトルは一考が必要。恋愛ものに多いが、男が苗字で女が下の名前なのはどうしてなのか不思議な気がする/おひとよしの女生とそれをカモにしてしまう男の話。当初からの約束だから別れを受け入れるしかないが、情が絡んでくる/煙草を吸っている男はカッコよく見えた。姉には掘り下げが足りないと批評されている(作者)

「佐藤さん、聞いて……」 勅使川原正子

夫を亡くした妻の語り。面白い書き方。ユニーク/すごいなという読後感。女房の語りだけで全部わかる。葬儀のテキストみたい/ひとり語りにすることによって、奥さんの気持ちがわかる部分もある。リアリティを感じる作品だった/法事が終わったばかりなので身につまされた。51年前なのに初めて顔を見たのが挙式当日なんてあるのかなぁ?/ひとり語りを貫くのなら冒頭と最後はいらない/葬式マニュアルとして書いた部分はある。冊子に載せているけど好評。普段から打ち合わせをしていることを書いたので苦労はなかった。(作者)

「花泥棒」 酔翁亭梅琴

エッセイよりも小説に近い。盗んだものを眺める気持ちがわからない。面白かった/盗むのは犯罪。公共心の欠如、日本のよさがどんどん削られてゆく。正論を言うとクレーマー扱い。吉井さんのお庭を見たい/風流だけじゃなく、プロで盗みに来る人がいる/立札は手書きだったのかとかどんな筆記用具を使ったのかなとか関係ないことが気になった/花泥棒と遊んでいる感覚。立札はエッセイのネタにしようと思って書いたわけではない。(作者)

次回の例会も八幡パレットになります。5月17日(日)です。和室ではなく多目的室になります。合評は「バラのペネロペ」酔翁亭梅琴。時間があれば槇48号より「慶長遣欧使節とルイス・ソテロ(二)」と「青い星」をやります。よろしくお願いします。

文責 秋山

文学同人「槇の会」ブログ

千葉県市原市五井を拠点に活動している文学同人「槇の会」のブログです。 年一回、文学同人誌「槇」を発行しています。

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