ご無沙汰しております
9月に槇の会は激震にみまわれ、ブログ担当はショックのあまりブログの更新を怠っておりました、誠に申し訳ありません。
では、その9月になにがあったかというのをお話ししましょう。9月は例年の通り、乾会長が北海道なので、ブログ担当が例会を仕切りました。
藤田さんと徳永さんが槇の会を退会されました。藤田さんは当日例会前に退会を申し出られました。徳永さんは後日、はがきにて大会の意思を示されました。誠にもって残念という他はありません。
日時 2023年9月10日
場所 サンプラザ市原
出席人数 8名
『小勝山の鳩と猫』で、第三回更級日記千年紀文学賞の優秀賞に輝いた宮川さんに受賞の喜びの声をお聞きしました。萩原さんに続いてこのような賞の受賞者が立て続けにでたことは本当に素晴らしいです。他の同人にも励みになります。宮川さん、本当におめでとうございます!!
「忘れているくらいのほうが受賞出来る。椎名さんの好みも考慮した。不動産業をしていた時に感じたことを書いてみた」とのことでした。宮川さん、おめでとうございます! 選考委員の岸本さんには、選考の裏話もお話していただきました。宮川さんの作品は高齢者の自立をテーマとしていて、評価が高かった。他にも団地の老夫婦の物語等あったが、それらはいずれも若い人が関与することで生きる望みが出てくるというものだった点が宮川作品とは異なっていた。
萩原さんには、リーガホテル大阪においての河林満賞の表彰式の様子を話していただきました。コロナ禍で壇上には去年の受賞者もひしめいていて、結局時間がなくなり、萩原さんが用意していた受賞スピーチがカットされてしまったとのこと。あまり主宰者側の段取りがよくなかったようです。
月例合評
「アルマーニを脱ぎ捨てて」 冗長に思えた。書き飛ばしてしまっている感有り/ホストの世界を書いていることに驚き。こういう小説をかけることが羨ましい/ホストの世界の疑似体験。登場人物の性格が目に浮かぶよう/読ませる作品/題名からしてラストで主人公がホストを辞めないのは、作者が主人公を突き放していると感じた/あれもこれもと長くなってしまった。半分でよかった(作者)
まぁ、こうして淡々と書いていますが、藤田さんには槇の合評の取りまとめをやっていただいておりました。同人一同大変にありがたかったのですが、どういう心境の変化なのか、いまもってよくわかりません。いろいろこの例会の時に話し合ったのですが、すべて推測に過ぎず、結局のところ、本人にしか本当の理由はわかりません。たぶん、槙の会を退会されたとしてもどこかで書き続けてくださると思いますので、藤田さん、徳永さんのますますのご健勝とご活躍を祈りたいと思います。
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