5月月例報告

5月11日(日) 出席者 秋山、乾、佐藤、宮川、松葉瀬、森田、東郷(オブザーバー)

連絡事項

 久しぶりに三月いっぱいで退会した東郷さんがオブザーバーとして参加してくれました。元気そうでした。毎日デイサービスに通っているそうです。

 5月18日(日) ぐるぐるマルシェ(青空市)出店決定。10時~16時。匝瑳市の多田屋跡地にて開催。乾さんと秋山でテントにて槇47号の販売および会員勧誘に努力してきます。

 槇会員募集チラシ配布。みんなで公共機関等に置いてもらって会員募集に努めましょう。添付ファイルを印刷して使用してください。

 宮川さんより、シティーライフに3行ほどの会員募集の無料広告を載せてはどうかとの提案あり。どのくらい継続できるかわからないが、無料であるならやってみる価値はあると思います。

 ダッシュ「—」と三点リーダーの打ち方「……」

ダッシュは、2014と打ってF5キーで変換すると「—」になります。

三点リーダーは、中黒(・)を三回打ってスペースキーで変換します。……

  あるいは「さんてん」と打って変換してもいいです。三点リーダーは二回、つまり6

  点で使うことが基本です。

合評

「壁の向こうへ」 三木沢悟

書いているときは楽しかったのでは。みなしごハッチの人間の家に潜入する回を思い出した/テーマは何か?なぜゴキブリを主役にしたのか?/猫?ネズミ?そうかゴキブリか~。なぜにゴキブリ?/虫や動物の気持ちになってしまうと作品として成立しない。同じテーマをみんなで書いたりすると面白いかもしれない/宮川さんのカンクロチャンに触発された。ゴキブリは自然界にもいる。自分の力を過信してしまうというのは人間世界でもある。それが教訓たりうるんではないか(作者)

「造海百首」 三木沢悟

タイトルはルビが欲しい。早く続きが読みたい/会話の中で歴史を語っている。あまり知られていない歴史に焦点をあてて小説にするという作業は大切/資料を集めることが大変で頭が下がる。明智光秀の息子の墓が市原市不入斗にあるが、そこまでに至る道程の資料がみつからない/この時代の争いの原因は家督相続についてだ。家督争いを未然に防ぐための制度設計をした家康は今更ながらすごいと思う/別名百首城、和歌を百首詠んだら開城する、おもしろい所に目をつけたなと思う/なぜ「造海」と「椎津城」をやろうと思ったか。椎津城は、更級日記に応募したものを後鳥羽上皇の歌に置き換えた。その過程で「造海」を知った(作者)

「異動遊園地」  勅使川原正子

それぞれのエピソードに有機的なつながりがない/メインの物語があって。別々の話を読まされている感じ/思いつきで書いた感じが否めない。平板/復讐するならもっと効率のいいやりかたで!/月に一回作品を提出するということをノルマにしている。遊園地部分はずいぶん前に書いていた。鬼ヶ島が浮かんだ(作者)

「長屋はお気楽です」 勅使川原正子

作品ごとに質が違い過ぎる/汲めども尽きぬ作者のイメージに文章が追い付いていない/句読点の入れ方。?のあとはスペースを空ける/ハッピーエンドの時代モノはいい。「~ですます」と「~だ」が混在

「不定愁訴」 守宮槐

男性にはなかなかわからない更年期障害がテーマなので勉強になった/後半のトーンが変わるSF要素を抜いて、家族の幸を見つめる視点を挿入して昇華すると、日本文学のお家芸、私小説の傑作になるかもしれない/後半から終わりまでの流れはとてもいい/偏桃体は部署ではなく部位では?/「はたらく細胞」の影響です(作者)

次回の例会は6月8日(日)

合評作品は、「あなたへ」MAR、「珊瑚の墓標」守宮槐、槇47号より「カムパネラの夢」夢酔藤山。


5月18日は匝瑳市の多田屋跡地でぐるぐるマルシェという青空市があります。文学同人「槇の会」はこちらに出店します。ブログ担当の私と乾さんが出ます。槇47号やバックナンバー、乾さんの著作などを販売します。時間は午前10時から午後4時です。同時に槇の会を宣伝して、会員勧誘も頑張ってしてきます!今日の明日でなかなか難しいと思いますが、お近くの方はどうぞ、お越しください!


槇の会では随時、会員を募集しております。小説を書いたけど、ネットじゃなくてきちんと本として形に残したい。図書館に自分の作品をおいてみんなに読んでもらいたい。自分の作品の講評が欲しい!そんな熱い情熱をお持ちのあなた!槇に参加してみませんか?「槇」は千葉県内の公立図書館すべてに入っています!あなたの書いた作品が見知らぬだれかの心を揺さぶるなんて想像しただけでワクワクしてきませんか?

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文学同人「槇の会」ブログ

千葉県市原市五井を拠点に活動している文学同人「槇の会」のブログです。 年一回、文学同人誌「槇」を発行しています。

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